【子どもが英語教材を使いこなせない】もう悩まない！原因と今日からできる5つのコツ

「子どもの将来のために」と思って、勇気を出して買った英語教材。

それなのに、お子さんが思うように使ってくれず、棚の飾りになってしまっている…。そんな状況に、「うちの子にはまだ早かったのかな」「高かったのにな…」と、ため息をつきたくなる気持ち、本当によくわかります。

周りのお友達が英語を楽しんでいる様子を見ると、焦る気持ちも出てきますよね。でも、どうかご自身を責めないでくださいね。お子さんが英語教材を使いこなせないのは、決してママのせいでも、お子さんのせいでもないんです。

実は、ほんの少しの関わり方のコツや、教材選びの視点を変えるだけで、お子さんが英語教材を「大好きなおもちゃ」として夢中で遊びだすことは、決して珍しいことではありません。

この記事では、なぜお子さんが英語教材に興味を示さないのか、その理由を一緒に考えながら、今日からすぐに試せる具体的な解決策を5つご紹介します。さらに、もう教材選びで失敗しないためのポイントや、親子で楽しめるおすすめの英語教材もランキング形式でまとめました。

この記事を読み終わる頃には、きっとママの心が少し軽くなって、「これならできそう！」と前向きな気持ちになっているはずですよ。

子どもが英語教材を使いこなせない3つの理由

「せっかく子どものためにと思って買ったのに…」と悩んでしまいますよね。

でも、安心してください。同じように悩んでいるママは、実はたくさんいるんです。

まずはお子さんが教材を使わない理由を、一緒に優しく探っていきましょう。

理由①：教材とお子さんの「楽しい！」のアンテナが合っていないかも

教材の対象年齢やレベルは合っているはずなのに、なぜか食いつきが悪い…。それはもしかしたら、教材のタイプとお子さんの「今の興味」が、少しだけズレているのかもしれません。

たとえば、お歌に合わせて体を動かすのが大好きなお子さんに、じっと座って見る教材は少し退屈かもしれません。逆に、絵本の世界にじっくり浸るのが好きなお子さんには、次から次へと展開する映像は合わないことも。

お子さんの「楽しい！」と感じるアンテナは、成長とともにどんどん変わっていきます。今のわが子が何に夢中になっているか、そっと観察してみるのがヒントになりそうです。

理由②：ママの「英語させなきゃ！」という気持ちが伝わっているのかも

子どもの将来を思うからこそ、「英語を身につけさせてあげたい！」という気持ちが強くなりますよね。その一生懸命な気持ちは、本当に素晴らしいことです。

でも、その「させなきゃ！」という気持ちが少し強くなると、子どもは「お勉強」の気配を敏感に察知して、心を閉ざしてしまうことがあります。

ママが「ちゃんとできてる？」「これ覚えてね」と必死になるほど、子どもにとっては英語が「楽しくないもの」「やらされるもの」に感じられてしまうのかもしれません。

理由③：英語が「特別な時間」になってしまっているのかも

「さあ、今から英語の時間だよ！」と、特別な時間を設けようと意気込んでいませんか？もちろん、それ自体は悪いことではありません。

ただ、あまりにも「特別」なものにしてしまうと、お子さんが身構えてしまうことがあります。普段のおもちゃで遊ぶのと同じように、生活の中に自然に英語や教材が溶け込んでいる状態が、子どもにとっては一番心地よいのかもしれません。

教材をただ渡すだけでなく、いつもの遊びの延長線上に、さりげなく英語がある。そんな環境を作ってあげることが、使いこなすための近道になりそうです。

英語教材を「大好きなおもちゃ」に変える5つのコツ

難しく考えなくても大丈夫。今日からすぐに試せる、ちょっとしたコツでお子さんの反応はきっと変わってきますよ。

コツ①：まずはママが世界一楽しそうに遊んでみせる

子どもは、大好きなママの真似をする天才です。お子さんを誘う前に、まずはママが一人で、その英語教材をとっても楽しそうに遊んでみてください。

英語の絵本を「わー！この絵、すっごくきれい！」と声に出して読んでみたり、歌の教材なら少し大げさに踊ってみたり。「ママ、何してるの？」とお子さんが興味を持って覗き込んできたら、大成功です。

完璧な発音なんて、まったく気にしなくて大丈夫。「英語ってなんだか楽しそう！」その気持ちがお子さんに伝わることが、何よりも大切なんです。

コツ②：「1日たった5分」から。心のハードルをぐっと下げる

「毎日30分は英語に触れさせよう」なんて高い目標を立てると、ママ自身が疲れてしまいますよね。そして、その義務感が続かない原因にもなってしまいます。

思い切ってハードルをぐーっと下げてみましょう。「お風呂上がりの5分だけ」「ご飯を待っている間だけ」など、生活のすきま時間を使うのがおすすめです。

短い時間でも、毎日続けることで英語は特別なものではなくなります。ママの心に余裕が生まれると、不思議とお子さんもリラックスして英語に親しめるようになりますよ。

コツ③：教材を「いつもの遊び」にアレンジしてみる

教材を説明書通りに使う必要は全くありません。お子さんが今ハマっている遊びに、教材を小道具として取り入れてみましょう。

たとえば、英語の単語カードを使って「お店屋さんごっこ」をしたり、ぬいぐるみたちに英語の絵本を読み聞かせてあげたり。英語の歌をBGMにお絵描きするだけでもいいんです。

いつもの遊びが少しだけ英語バージョンになるだけで、お子さんは「お勉強」ではなく「遊び」として、自然に教材に手を伸ばしてくれるようになります。

コツ④：どんなに小さな「できた！」も見逃さずに褒める

お子さんが英語を口にしたら、結果だけでなく、その過程をたくさん褒めてあげてください。

「Appleって言えたね、すごい！」はもちろん嬉しい言葉ですが、「英語の絵本を自分でめくれたね！」「ABCの歌、ちょっと口ずさんでたね！」など、英語に興味を示した行動そのものを見つけて、具体的に伝えてあげるのがポイントです。

「ママは見てくれているんだ」という安心感が、お子さんの自信と「もっとやってみたい！」という意欲につながっていきます。

コツ⑤：思い切って教材を「お休み」する選択肢もアリ

いろいろ試してみても、どうしてもお子さんの気持ちが乗らない…。そんな時は、思い切ってその教材を一度お休みさせてあげるのも、大切な選択です。

無理強いしてしまうと、英語そのものに苦手意識を持ってしまうかもしれません。お子さんの興味は日々変化します。今は興味がなくても、数ヶ月後、一年後には、驚くほど夢中になる可能性だって十分にあります。

一度買った教材は、決して無駄にはなりません。「またいつか遊ぼうね」と、ゆったりした気持ちで、お子さんの成長のタイミングを待ってあげるのも、ママにできる愛情深い関わり方の一つですよ。

もう失敗しない！子どもにピッタリな英語教材の選び方

今の教材をお休みしたり、これから新しい教材を考えたりする時のために、わが子にピッタリな教材を見つけるための3つのポイントをご紹介します。

選び方①：お子さんの「大好き」を入り口にする

まず一番に考えたいのが、お子さんが「今、何に夢中か」ということです。たとえば、電車が大好きならABCの電車が出てくる絵本、プリンセスが好きならディズニーキャラクターの教材、歌って踊ることが大好きなら英語の歌やダンスのDVDなど。

お子さんの「大好き！」という気持ちは、新しいことを学ぶ上で最強のエンジンになります。まずは「英語」から入るのではなく、お子さんの「好き」から入るのが成功の秘訣です。

選び方②：耳・手・体を動かす「五感で楽しめる」ものを選ぶ

小さなお子さんは、じっと座って何かを学ぶのが少し苦手です。目（見る）と耳（聞く）だけでなく、手で「触れる」、声に出して「歌う」、体を「動かす」といった、五感をフルに使って楽しめるおもちゃのような教材を選んであげましょう。

音が鳴るタッチペン式の図鑑や、ボタンを押すと英語が流れるおもちゃ、一緒にダンスできるDVDなどは、お子さんを飽きさせず、遊びながら自然に英語に親しむことができます。

選び方③：ママ自身が「これなら続けられそう」と思える手軽さを大切に

意外と見落としがちなのが、ママ自身の負担です。準備や後片付けに手間がかかる教材や、親がつきっきりで見てあげなければならない複雑なものは、だんだん棚から出すのが億劫になってしまいがち。

「これならサッと出してあげられるな」「自分も一緒に楽しめそうだな」と、ママ自身が思える手軽さも、親子で楽しく英語を続けるためには、とても大切なポイントになります。

【使いこなせないを卒業】おすすめ英語教材ランキング5選

ここでは、「子どもが使いこなせない」という悩みを解決してくれる、「遊びやすさ」と「楽しさ」を重視した教材を5つ厳選しました。

1位：ペンがおしゃべり！ 小学えいご絵じてん 800 新装三訂版

対象年齢	幼児～小学生
特徴	付属のタッチペンで絵や文字に触れると、ネイティブスピーカーの音声で単語や会話が聞ける絵じてん。日常生活に関する単語を中心に800語以上を収録。クイズや歌、チャンツ機能も搭載。
具体的な使い方や効果	お子さんが興味を持った絵を自分でタッチするだけで、正しい発音が聞けるので、ママが英語に自信がなくても安心です。遊び感覚でどんどん語彙が増えていきます。「これは英語でなんて言うんだろう？」という知的好奇心を満たしてくれます。
おすすめポイント	・子どもが一人でも直感的に遊べる ・ネイティブのきれいな発音にたくさん触れられる ・「えいご→にほんご」モードの切り替えで長く使える ・クイズ機能でアウトプットの練習もできる
口コミ	「ペンでタッチすると音が鳴るのが楽しいらしく、毎日自分から持ってきて遊んでいます。親が教えなくても勝手に単語を覚えていて驚きました。」

＞＞ペンがおしゃべり！ 小学えいご絵じてん 800 新装三訂版の口コミ・レビュー

2位：Goomies English for Kids グーミーズ DVD

対象年齢	0歳～6歳
特徴	1話約3分のアニメーション、ことば（単語）、うたがセットになった短いエピソードが30話収録されたDVD。可愛らしいキャラクターと、日常で使えるシンプルなフレーズが中心。
具体的な使い方や効果	家事をしている間や車での移動中などに「かけ流し」ておくだけで、自然と英語の音やリズムが耳に入ってきます。1話が短いので、小さなお子さんでも集中力が途切れず、飽きずに楽しめます。
おすすめポイント	・1話3分だから、すきま時間に見せやすい ・かけ流すだけでOKなので親の負担が少ない ・アニメーションが可愛く、子どもの食いつきが良い ・日常会話で使える簡単なフレーズが身につく
口コミ	「最初はただ見ているだけでしたが、いつの間にか歌を口ずさんだり、キャラクターのセリフを真似したりするようになりました。英語への抵抗感がなくなったのが一番の収穫です。」

＞＞Goomies English for Kids グーミーズ DVDの口コミ・レビュー

3位：いっしょに歌おう! くもんの英語うたマイク

対象年齢	2歳～
特徴	マイクの形をした音の出る絵本。カラオケ機能付きで、有名な英語のうた15曲を歌って楽しめます。お手本ボーカルあり・なしを選べるほか、拍手や効果音のボタンもついています。
具体的な使い方や効果	歌やダンスが好きなお子さんにぴったりの教材です。マイクを持ってアイドル気分で歌ううちに、自然と英語の歌詞やリズムを覚えていきます。「お勉強」という感覚はゼロで、純粋な遊びとして英語に親しめます。
おすすめポイント	・マイクという「おもちゃ」要素が子どもの心を掴む<br>・歌うことで楽しく英語のリズム感が身につく<br>・カラオケ機能で達成感を味わえる<br>・有名な童謡が多く、親子で一緒に歌いやすい
口コミ	「マイクが大のお気に入りで、毎日コンサートが開かれています（笑）。楽しそうに歌っているうちに、いつの間にか歌詞を覚えていて、発音もきれいになってきました。」

＞＞くもん出版 いっしょに歌おう! くもんの英語うたマイク！ママ目線で口コミ・レビュー

4位：フィッシャープライス(fisher price) えいごで学ぼう わんわんのABCタブレット

対象年齢	12ヶ月～36ヶ月
特徴	世界的な知育玩具ブランド、フィッシャープライスのタブレット型おもちゃ。ABCのボタンを押すと、文字やその文字で始まる単語、楽しいサウンドが流れます。日本語と英語のバイリンガル仕様。
具体的な使い方や効果	まだ言葉を話せないような低年齢のお子さんでも、ボタンを押すという簡単なアクションで楽しめます。遊びながら自然にアルファベットの音や形に親しむことができ、英語への好奇心の芽を育てます。
おすすめポイント	・低年齢から使える「初めての英語おもちゃ」に最適 ・お勉強感ゼロで、純粋な知育玩具として楽しめる ・子どもの発達に合わせて3つのレベルに切り替え可能 ・丈夫で安全な設計なので安心して渡せる
口コミ	「息子が夢中でボタンを押しています。キラキラ光って音が鳴るのが楽しいみたいです。日本語と英語の両方で遊べるので、長く使えそうで嬉しいです。」

＞＞フィッシャープライス えいごで学ぼう わんわんのABCタブレットの口コミ・レビュー

5位：はじめてのフォニックス 英語が好きになる 5冊セットBOX

対象年齢	3歳～
特徴	英語の文字と音のルールを学ぶ「フォニックス」に、物語を通して触れられる絵本5冊セット。各巻で異なる文字の音をテーマにしており、リズミカルな文章で楽しく学べます。
具体的な使い方や効果	親子で絵本を読み聞かせる時間の中で、自然とフォニックスの基礎に触れることができます。英語の音の面白さに気づき、将来の「読む力」の土台を作ります。温かい親子のコミュニケーションの時間にもなります。
おすすめポイント	・親子の読み聞かせタイムが英語学習になる ・物語が面白く、絵本として純粋に楽しめる ・「英語を読む力」の基礎を遊びながら育める ・繰り返し読むことで英語の音が定着しやすい
口コミ	「寝る前の読み聞かせに読んでいます。リズミカルな文章が楽しいようで、子どももケラケラ笑いながら聞いています。無理なくフォニックスに触れさせられるのが良いですね。」

＞＞はじめてのフォニックス 英語が好きになる 5冊セットBOXの口コミ・レビュー

まとめ

ここまで、お子さんが英語教材を使いこなせない理由と、その解決策についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。大切なのは、焦らず、お子さんのペースに合わせて、親子で英語の時間を楽しむ気持ちです。

■重要ポイント

• 子どもの「楽しい」という気持ちを一番に考える
• ママがまず楽しむ姿を見せてあげる
• 「1日5分」の短い時間からでOKと心に決める
• 教材をいつもの「ごっこ遊び」や「ゲーム」に取り入れる
• 結果だけでなく、英語に触れた過程をたくさん褒める
• 時には思い切って教材をお休みする勇気を持つ
• 教材選びは子どもの「大好き」を入り口にする
• 五感で楽しめる「おもちゃ」のような教材を選ぶ
• ママの負担が少ない手軽さも大切なポイント
• 完璧を目指さず、親子で一緒に楽しむことが何よりの近道

英語教育と聞くと、つい「ちゃんとさせなきゃ」と力が入ってしまいますが、お子さんにとって一番の栄養は、大好きなママの笑顔です。

完璧じゃなくて大丈夫。今日から、英語の時間を「親子の楽しい遊びの時間」の一つにしてみませんか。

その楽しい記憶の積み重ねが、将来のお子さんの大きな力になるはずですよ^^